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土間でつながる家
所在地:茨城県つくば市
主要用途:住居
面積:99.76㎡
工事種別:リノベーション
建築主:個人
デザイン監修:ダルマトーキョー
施工:ミサワホームイングネクスト株式会社
ベースとなるマンションはファミリー世帯用の元社宅であり、約100平米の広さ、南北バルコニー、内廊下型の住戸配置等、昨今の利益重視の新築マンションにはない専有部の住みよさがあった。
プランは、玄関から繋がる土間が北側のプライベートスペースと南側のパブリックスペースを隔ててはいるが、全体としては固定された間仕切りを設けず、大空間をつくっている。砂埃等が入りづらい内廊下型のメリットをいかし、靴を脱ぐ場所としての玄関をあえて設けず、土間をスリッパや裸足で往来するのがこの家の習わしである。
また、コストを抑えるためにスケルトンの状態から「手を加える所」と、躯体現しのまま「手を加えない所」のメリハリをつけた。躯体現しと対比させるように、「手を加える所」はシンプルできれいな収まりになるよう配慮し、仕上の素材感で空間に変化をつけた。
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